音楽
アントニオさいこ~♪♪♪
土曜日の朝、娘と電車に乗って2つ先の駅でおり、駅前を流れるよどんだ色の川の脇の道をてくてくと歩いた。
こんなところにあるのかなぁ~??
こんなところにあるのかなぁ~??
うっかり通り過ぎてしまいそうな3階建ての小さなビルの入り口にバイオリオンを抱えた親子が立っていた。
1階の奥からバイオリオンの美しい音色も聞こえてきた・・・あぁここかと思って、目の前の親子にショップはどこかと尋ねると、「2階ですよ。」
螺旋階段を上り、いたってふつうのお家の玄関をノックして開けたら・・・
あら?びっくり

アンティーク家具が取り囲む8帖ほどのリビングの壁一面に美しいバイオリンがずらりと並び、。奥が工房らしく職人さんがふたりほど作業をしている(ようだった)
工房からひょっこり現れた髭のステキなアントニオ斉藤氏。
バイオリンをケースから取り出して診ていただくと・・・このバイオリンならこの弦で・・・と勧めてくれたのは一般的なドミナントの弦。奥の工房でササっと交換したあと戻ってくるとさっそくアントニオさんが試奏。
音色がいつもとちがう~
いつもの娘のバイオリン??と思ってしまうほど美しい音色。
「いいバイオリンですね。」とアントニオさんが一言。
アントニオさん、趣味でシャンソンやポピュラーなどのバイオリンを弾くぐらいですとおっしゃってましたが、いやいやもうすばらしい
ちょうど3階からもバイオリンが聞こえてきて、「あぁ~あの方はアメリカのバークリーでジャズを勉強してきた方で、今レッスンしていますよ。」・・・1階から3階までバイオリンで溢れてる~
いろいろお話しながら、ついでに肩当てもなにかオススメのものがあればとたずねたところ、工房オリジナルをだしてくれた。
肩甲骨のあたりに乗せるとやじろべえのようにバランスを保ちながら決して肩から落ちることがない
しかもつややかな木製でバイオリンとの色の一体感があって、娘もすぐ気に入った・・・今まで楽器屋で山のように試してきた肩当てはひとつとして満足するものがなかった。これも出会いか!?
しかも楽器屋でもっとも安いちゃっちぃのと値段も変わらないぐらいにお手ごろ価格(3000円台)だったのには驚いた。
店をあとにして娘が一言・・・おかーさん、また来ようね
ぷっ ( ̄ω ̄;)
弦楽器専門店アントニオ