実際に対馬が緑色になっている地図を見ておきたかった。

国境の島・対馬は、福岡から１３８キロ、韓国・釜山までは５０キロ足らずにある。
地理的にみれば、韓国の領土？と思われても仕方ないし、実際、日韓以外の外国からみれば、日本と韓国の線引きがどうなってるのかなんてわからないと思う。
それは沖縄にもあてはまることで、先島諸島は沖縄県であり、日本の領土であるけれど、地理的には台湾のほうがずっと近い。

対馬は、今、韓国からの観光客に揺さぶられているそうだ。
ことのキッカケは、釜山とも近い韓国の馬山市議会が「対馬は韓国領土」と2005年3月に議決してしまったことが発端である。韓国政府ではない、地方一都市が揺さぶりをかけてきて、その後、対馬に上陸して、「対馬は韓国領土だ！」と声高に叫ぶ韓国人観光客さえいる。。

対馬住人側は、「韓国とは、いい悪いでなく、つきあうしかない」と思っている。

そして、先島諸島の与那国島は？

「台湾と経済交流したい」と思っている。

日本人は知ってるのだろうか？台湾は国ではない。日中国交正常化のときに、日本は台湾を国として認めなくなった。したがって、日本に台湾の大使館や領事館なるものもなく、経済を中心とする実務を行う非政府機関として台北経済文化代表処が存在する。

日本の技術投資により台湾の経済的発展は著しい。



タイペイ１０１
（世界一の高さ５０８メートル、地上１０１階）


台湾高速鉄道
日本の新幹線技術を輸出・導入した通称・台湾新幹線

そして、台北市内にはやはり日本の最新技術でMRT（台北メトロ）が走っている。

日本の最先端技術で発展を続ける台湾と交流できれば、与那国島が活性化するにちがいないだろう。。。。

国境という壁を越えられれば・・・・。